マキシム・シュールラン・ノエラ　クロ・ド・ヴージョ　2007

ドメーヌ・ジョルジュ・ノエラは、長年良質なブドウを育て最高のワインを造り続ける名門として知られています。
約12haの自社畑には樹齢40～80年の古木が多くあり、特にグラン・エシェゾーやヴォーヌ・ロマネでの栽培が行われています。
創業者の孫であるマキシム・シュルランは若くして当主となり、彼の醸造したワインは多くのグランメゾンで採用されるなど高く評価され、今後のブルゴーニュを担う若手生産者として注目されています。
マキシム・シュルラン・ノエラはその彼が新たに立ち上げたネゴシアンブランドで、量は少なく、非常に希少です。

こちらのワインは、標高約255メートルのクロ・ド・ヴージョのグラン・モーペルテュイという区画のブドウから造られます。
アロマは複雑で、熟した赤い果実、森の下草やなめし皮、スパイスなどのニュアンスがあります。
ストラクチャーは明確ですが、美しく溶け込んだタンニンがあり、偉大なワインを造るマキシム・シュラン・ノエラの才能を証明しています。
傑出した資質を示し、時間の経過とともに素晴らしい広がりとポテンシャルを感じさせてくれる、クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュを代表する偉大なワインです。

2007年は夏は寒く雨が多い気候で厳しい選別作業により収穫量が少なくなる生産者も多かったものの、コート・ド・ニュイは素晴らしい出来栄えのエリアが多く出来上がったヴィンテージでした。
こちらのクロ・ド・ヴージョも飲み頃を迎えております。

 ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：和牛のステーキ、ジビエ全般（ロースト、シチュー）、旨味と香りが強いウォッシュタイプのチーズなど