ミッシェル・ジロー　プイィ・フュメ　ラ・グラップ・ドール　2022

ミッシェル・ジロー は、フランスのロワール地方、サンセール地区のブエ村 に拠点を置く、家族経営の由緒あるドメーヌで設立は1971年です。8世代以上にわたり、この地でワイン造りを行ってきた歴史を持ちます。

現在は、ミシェル・ジロー氏の息子であるパトリス・ジロー氏と、さらにその息子であるアントニー・ジロー氏とオリヴィエ・ジロー氏の2世代がドメーヌの運営を担っています。彼らは、父から受け継いだ情熱と土地への敬意を持ち、ワイン造りに取り組んでいます。

ラ・グラップ・ドール畑は、「黄金の房」という意味合いがあります。プイィ・フュメならではのスモーキーでミネラル感のある香りがはっきりと感じられます。火打石のような香りに加えて、熟したグレープフルーツやパッションフルーツのような柑橘系やトロピカルフルーツの香りが複雑に混ざり合っています。時には、白い花やハーブのようなニュアンスも感じられ、口に含むと引き締まった酸味と力強いミネラル感が特徴的です。

すっきりとしていて辛口の印象で、凝縮感のある果実味と長く続く後味が楽しめます。同じミッシェル・ジローが造るサンセールのワインと比べると、よりキリッとしていて、垂直的な構造を持つと言われております。

ブドウ品種：ソーヴィニヨン・ブラン