ボルドー ブラン セック／ル・ジェ・ド・ギロー　2020

生産者紹介

シャトー・ギローは、ボルドーのソーテルヌにおいて、1855年の格付けで第一級（プルミエ・クリュ・クラッセ）を獲得した歴史あるシャトーです。その歴史は古く、17世紀初頭に存在が確認され、18世紀にギロー家が取得しその名が冠されました。 メゾンは早くからビオロジック（有機栽培）認証を取得し、環境への敬意を払ったワイン造りを実践しています。
現在は、ロベール・ド・リュクサンブール公が経営を指揮しており、ブドウ栽培から醸造まで、一貫して畑のポテンシャルを最大限に引き出すことを哲学としています。

このワインについて

ソーテルヌにおいてシャトー・ディケムに次ぐ非常に高い評価を得ているシャトー・ギローの辛口白ワインで、シャトーのワインへの入り口として造られるセカンドワイン的な位置づけです。
ブドウは、ソーテルヌの格付け一級畑のテロワールから収穫され、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを同量ずつ（約50%ずつ）ブレンドされています。 醸造は、澱とともに6ヶ月間熟成。半分はステンレスタンク、残りの半分は、シャトーの貴腐ワインの醸造に使用した古樽で熟成させるという、贅沢な手法が取られます。
2020年ヴィンテージは、柑橘系や白桃、アプリコットの果実味に白い花などアロマテックな要素を持ち、口に含むと、綺麗な酸を伴い、とてもバランスが良くまとまりのあるボルドー・ブランです。
フレッシュさがありながらも複雑味に富んだ、優美なスタイルです。

ヴィンテージ情報

2020年のボルドーは、温暖で乾燥した生育期に恵まれ、ブドウが健全に完熟した傑出した優良ヴィンテージです。収量は控えめでしたが、その分、果実の凝縮度が高まりました。 この年の白ワインは全体として、豊満さとフレッシュさが見事にバランスした、非常に質の高いスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• カキ、ホタテ、アサリなど貝類のソテー
  
• 和食（魚介の天ぷら、白身魚の煮付けなど）
• 中華やエスニック料理
• 爽やかなシェーブルチーズやフレッシュなブッラータチーズ　など