ドミニク・ラフォン　ヴォルネイ　2014

ムルソー最高峰のドメーヌ、コント・ラフォンの先代当主、ドミニク・ラフォンが2008年より自らの名前でリリースした新しいワイナリー。
ネゴシアンとして位置付けられつつも、ブドウ栽培から醸造、瓶詰めに至るまで彼の厳格な管理のもとで行われています。日本の限られた代理店でのみ取り扱われる超希少なもので、各10ケースほどの少量しか流通しておらず入手が非常に難しい、極めて貴重な商品です。

チェリーやクランベリーなどの赤系果実と、カシスなどのくっきりとした果実味に、スミレなどフローラルなニュアンスが加わります。
口に含むとシルキーなタンニンと美しい酸をまとい、非常に繊細な味わいが広がります。
ヴォルネイらしい、しなやかで華やかな味わいが特徴です。
10年以上の熟成を経て飲み頃を迎えています。

2014年のコート・ド・ボーヌは、穏やかな冬と暑く晴れた春の後、6月に壊滅的な雹嵐が襲い、特にボーヌやポマールに大きな被害をもたらしました。
7月と8月は涼しい曇りの日が続きましたが、9月に晴天が戻り、赤ワインの収穫が9月中旬に始まりました。
ブドウの実にばらつきがあったため、厳しい選果が必要とされた結果、ワインの品質は高くなり、フレッシュさと長い余韻が特徴となりました。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：鶏肉を使用した料理（ロースト、シチューなどの煮込み、照り焼き、蒸し）、豚しゃぶの胡麻だれ、芳醇な香りのチーズなど