ドミニク・ラフォン　ヴォルネイ　レ・リュレ 　2017

ムルソー最高峰のドメーヌ、コント・ラフォンの先代当主、ドミニク・ラフォンが2008年より自らの名前でリリースした新しいワイナリー。
ネゴシアンとして位置付けられつつも、ブドウ栽培から醸造、瓶詰めに至るまで彼の厳格な管理のもとで行われています。日本の限られた代理店でのみ取り扱われる超希少なもので、各10ケースほどの少量しか流通しておらず入手が非常に難しい、極めて貴重な商品です。

チェリーやラズベリーなどの赤系果実、下草、キノコ、スミレなどの花のニュアンス、スパイスの香り。
シルキーで洗練された味わいは、鮮やかな酸味と上質なタンニンと調和しており、長くバランスの取れた余韻が楽しめます。
エレガンスと複雑性を兼ね備え、現時点でも柔らかさがありますが、まだ熟成させることもできます。

2017年のコート・ド・ボーヌは、冬の寒さの後に春は暖かく、霜のリスクも回避されました。
5月末の開花から6月の暖かさがピノ・ノワールの豊作を促し、7月は涼しい月となったものの壊滅的な影響はありませんでした。8月は晴れた天候が続き、9月には収穫が始まります。
厳格な栽培者は品質を重視しより収穫量を調整しました。
収量だけでなく質も非常に高く、多くの生産者が満足出来たヴィンテージで、ワインは柔らかく飲みやすい傾向です。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：鶏肉を使用した料理（ロースト、シチューなどの煮込み、照り焼き、蒸し）、キノコのリゾット、芳醇な香りのチーズなど