ジャック・ティソ／クレマン・ド・ジュラ　ブラン・ブリュット

生産者紹介

ジャック・ティソは、1962年に父親からブドウ畑を継承し、ジュラ地方のアルボワに設立された家族経営のドメーヌです。所有畑はアルボワ、アルボワ・ピュピラン、コート・デュ・ジュラの3つのAOCにまたがる約30ヘクタール。特に神話的な1969年ヴィンテージで最初のヴァン・ジョーヌをリリースするなど、ジュラの伝統に深く根ざしています。畑は「アグリカルチャー・レゾネ（環境保全型農業）」の認証を受けており、自然と共生するワイン造りへのこだわりを持っています。

このワインについて

ジュラ地方の伝統的な瓶内二次発酵製法で造られるクレマン・デュ・ジュラです。南東向きの泥灰土壌で育つシャルドネを主体に、ピノ・ノワール、さらにはトゥルソーやプルサールといったジュラ地方の土着品種も少量ブレンドされています。この配合により、丸みのある質感と複雑な風味がもたらされています。 温度制御されたタンクで発酵後、オーク樽も利用しながら醸造され、24ヶ月という規定（12ヶ月）を大幅に超える長期間の熟成を経てリリースされます。
輝く淡い黄金色で、その泡立ちは非常に繊細。白い果実、リンゴやブリオッシュの香りに、丸くオイリーで力強いシャルドネの表情が顕著に現れます。
食前酒にももちろん最適で、美しい泡のアタックに心を奪われる、繊細さとジュラならではの旨味が共存した一本です。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉のクリーム煮
• キッシュやアヒージョなどのオリーブオイル料理
• 甲殻類（エビ、カニ）を使った料理
• コンテチーズや、ジュラ地方の熟成したチーズ　など