ルロワ（LEROY, SA）　サヴィニー・レ・ボーヌ　1983

マダム・ラルー・ビーズ＝ルロワは、ブルゴーニュにおける伝説的な存在です。ドメーヌ・ロマネ・コンティの50％の所有者であり、コート・ドール最高のワインを入手できる立場にあります。

1868年に遡るワインの家系に生まれ、その妥協のない基準によって、メゾン・ルロワは卓越したネゴシアン・メゾンとしての地位を確立しています。ラルー自身が熟成、仕上げ、準備を行い、最適な状態でリリースされるルロワのワインは、ブルゴーニュの最も純粋な表現であり、その比類なき品質を証明するものです。

サヴィニー・レ・ボーヌは、滋養に富み、爽快なフィネスと果実味を持つ高品質なワインを生み出すことで知られています。メゾン・ルロワが造ったこのサヴィニー・レ・ボーヌは、きれいなルビーレッドの色調を持ち、イチゴやラズベリーの美しい果実のアロマ、熟したカシスのニュアンス、さらにスパイスとドライフラワーの高貴な香りが広がります。味わいは素晴らしくバランスが取れており、官能的なテクスチャーと繊細なタンニンが特徴です。果実味と柔らかくジューシーな赤い果実のアロマが楽しめます。全体的に繊細でエレガントな印象で、フィニッシュにはわずかに土のニュアンスが感じられます。ブレス産鶏肉のローストやエポワスチーズとの相性が抜群です。
ルロワのスタイルを知るための素晴らしい一本です。

ブドウ品種：ピノ・ノワール