ボルドー　ブラン　ル・ジェ・ド・ギロー　2019

【貴腐の恵み、優美なセカンドストーリー】

シャトー・ギローの歴史は古く、17世紀初頭にはその存在が確認されています。1650年には、デュラン家が所有し、ブドウ畑の基礎が築かれました。
18世紀には、ギロー家がシャトーを取得し、その名が冠されるようになりました。この頃から、シャトー・ギローのワインは品質の高さで評判となり、貴腐ワインの銘醸地ソーテルヌにおいても、重要な地位を確立していきます。
1ボルドーワインの公式格付けにおいて、シャトー・ギローはソーテルヌ格付け第一級に選ばれました。これは、シャトー・ディケムに次ぐ、非常に高い評価であり、その品質の高さが認められた証です。

同シャトーのワインへの入り口として造られるこのワインは、ソーヴィニヨンとセミヨンを同量ずつブレンドし、澱とともに6ヶ月間熟成させた辛口の白ワインで、半分はステンレスタンク、残りの半分はシャトーの貴腐ワインの醸造に使用した樽で熟成させています。
柑橘系や白桃、アプリコットの果実味に白い花などアロマテックな要素を持ち、フィニッシュは綺麗な酸を伴い、とてもバランスが良くまとまりのあるボルドーブラン。

ブドウ品種：セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン