フォーマン シャトー・ラ・グランド・ロシュ　カベルネ・ソーヴィニヨン 2017【アウトレット】

生産者紹介

フォーマンは、ナパ・ヴァレーの伝説的なワインメーカー、リック・フォーマン氏が1983年に設立したワイナリーです。
彼は1960年代からナパでのワイン造りに携わり、「スターリング・ヴィンヤーズ」「ニュートン」「ダックホーン」といった数々のトップワイナリーの設立や醸造に深く関わってきました。ボルドー・ワインをこよなく愛するリック氏は、商業主義に走ることなく、自身の信念に基づき、ナパのテロワールを表現したエレガントで熟成能力の高いワインを造り続けています。

このワインについて

シャトー・ラ・グランド・ロシュは、フォーマンのエステート・カベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ、セカンド的な位置付けのワインで、ボルドーのシャトー・マルゴーにおける「パヴィヨン・ルージュ」のような存在ともいえます。年間生産量は350〜600ケースと限られており非常に希少です。
自社畑で採れたブドウを使い、エステート・カベルネ・ソーヴィニヨンと同じ製法で造られますが、新樽は使用しません。トップキュヴェの厳格な基準から外れたロットであっても、その品質は非常に高く、リック・フォーマン氏の目指しているボルドースタイルが明確に表現されています。
2017年ヴィンテージは、ブラックベリーやカシス、プラムなどの黒系果実の豊かなアロマに、杉、葉巻、砕いた岩、スパイスのニュアンスが複雑に重なります。口に含むと、凝縮感のある果実味と、しっかりとした骨格を成す滑らかなタンニン、そして生き生きとした酸が感じられます。
力強さとフィネスを兼ね備えたスタイルで、今後さらなる熟成にも期待ができます。

ヴィンテージ情報

2017年のナパ・ヴァレーは、生育期に熱波や山火事が発生し、生産者にとっては困難な年となりました。しかし、収穫を早めに行うことで、多くの生産者がブドウの健全性を守ることに成功しました。フォーマンも例外ではなく、この年のブドウは凝縮感があり、力強い果実味としっかりとした骨格を持つワインに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストビーフ
• 牛フィレステーキ
• 仔羊のロースト
• 熟成したハードチーズ　など