バロ・ミロ／ムルソー　2021

第二のコント・ラフォンともいわれる次世代ムルソーの担い手！
ドメーヌは17世紀から続く歴史を有し、現当主17代目のシャルル・バロが父から引き継いで以来、評価が急上昇しています。
シャルルは「すべてはバランスである」という信念のもと、重過ぎるワインを避けた造りに取り組んでおり、ムルソーを拠点に約11ヘクタールの畑を所有し、他にもポマールやヴォルネイ、シャサーニュ・モンラッシェなどの地域でもワインを生産しています。
伝統的な技術に基づく作業を行いつつも最新技術の導入にも興味を持ち、さらに10数年前からは除草剤を一切使用せず、必要な時に必要なだけのトリートメントを施す「リュット・レゾネ」に取り組み、本格的にビオロジックな農法を導入しました。
テロワールやヴィンテージの特性を最大限に引き出すため、精力的に畑の手入れを行っています。

ムルソーのワインに多くある極めてボリューミーで肉厚なスタイルとは離れており、土壌の持つミネラル感をしっかりと反映させた、近隣のピュリニー・モンラッシェの個性にも近い綺麗で洗練されたワインを作ります。
村名ムルソーのキュヴェは、柑橘や白桃にトーストしたヘーゼルナッツの香り、ピュアで洗練されたミネラルがあり、クリスピーな酸も伴います。複雑味があり、熟成ポテンシャルに富んでいます。
地元フランスやアメリカなどの三ツ星フレンチレストランにもオンリストされており、世界的な評価も飛躍的に伸びている生産者です。

ブドウ品種：シャルドネ