ドゥッツ　アムール・ド・ドゥッツ　マグナム　2007

生産者紹介

ドゥッツは、1838年にウイリアム・ドゥッツとピエール・ユベール・ゲルデマンの2人によりアイ村で設立された歴史あるシャンパーニュ・メゾンです。
1860年代後半より2代目ルネ・ドゥッツとアルフレッド・ゲルデルマンにより海外市場へ進出し、英国、ドイツ、そしてロシアなど海外市場へ販路を拡大しました。1993年に大手メゾンのルイ・ロデレール傘下に入って以降、品質はさらなる向上を遂げています。
このメゾンの最大の特徴は、他のメゾンよりも低い10.5℃という低温で長期熟成されることで、まるでムースのような比類なきキメ細やかな泡立ちを生み出します。
その卓越した品質は、帝国ホテル、マンダリンオリエンタル、ペニンシュラホテルグループをはじめとする全世界の著名なホテルや、有名なミシュランレストランに採用されていることからも証明されています。

このワインについて

ドゥッツのプレステージ・キュヴェ、愛の神「アムール」の像をモチーフにした至高のブラン・ド・ブラン「アムール・ド・ドゥッツ」のヴィノテーク・コレクションからリリースされたマグナムボトルです。 ヴィノテークとは、メゾンが理想的な環境下で長期熟成させた後にリリースするバックヴィンテージを指し、この2007年は、その熟成の深みを素晴らしい状態で表現しています。
ブドウはシャルドネ100%で、アヴィズ、ル・メニル・シュール・オジェなどの特級畑から厳選されています。
2007年ヴィンテージは、白い花、熟した洋ナシ、金柑、アプリコット、ハチミツの複雑で表現力豊かなアロマが特徴。口に含むと、力強さとコクがありながら、ライムやグレープフルーツのようなクリーンな酸が全体を引き締めます。トーストや焼きアーモンドの熟成香が加わり、豊かでエレガントなスタイルへと昇華しています。

【マグナムボトルの優位性】 通常サイズより大きいマグナムボトル（1500ml）は、シャンパーニュの熟成において最高の容器です。液体の量に対し、酸素透過を司るコルクの表面積の比率が小さいため、酸化の速度が格段に遅くなります。
蔵出しのこちらの商品は、長期熟成による複雑なアロマがより調和しており、理想的な熟成を具現化しています。

ヴィンテージ情報

2007年のシャンパーニュは、春は暖かく開花は早かったものの、夏は涼しく雨が多いという難しい気候でした。しかし、秋には天候が回復し、成熟したブドウが収穫されました。このようなヴィンテージの特徴から、2007年のシャンパーニュは、一般的にフレッシュな酸味と繊細な果実味が特徴と言われています。シャルドネの繊細さが活きた、長期熟成のポテンシャルを持つクラシックな年として高く評価されています。

商品情報

相性の良い料理例

• キャビア、オイスター、ウニなどの高級魚介類
• グリルした甲殻類（ロブスター、カニ）
• トリュフを使った卵料理やリゾット
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など