ジャン・シャルル・リオン　ヴォーヌ・ロマネ　2013

生産者紹介

ジャン・シャルル・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、ダニエル・リオンの孫にあたります。ダニエル・リオンが1955年に設立したドメーヌは、1995年に長男パトリスが継承しましたが、その後2000年にパトリスが独立。その後は、クリストフとオリヴィエが栽培醸造を担当し、妹パスカルが販売を行っていました。
2018年にダニエル・リオンは活動を終了し、ダニエルの孫であるジャン・シャルル・リオンが新たな道を歩んでいます。

このワインについて

「ブルゴーニュの真珠」と称される銘醸地、ヴォーヌ・ロマネのピノ・ノワールから造られる、ジャン・シャルル・リオンの村名ワインです。この地のワインは、他に類を見ない華やかで官能的なアロマと、エレガントなテクスチャーで知られています。
2013年ヴィンテージは、ラズベリー、チェリー、クランベリーといった生き生きとした赤系果実の香りが主体で、土、スパイス、なめし革のニュアンスが重なり、熟成による複雑さも感じられます。ミディアムボディで、しなやかなタンニンが感じられ、引き締まった酸がワインにしっかりとした骨格を与えています。この年の特徴である、優美さとフィネスが際立つ、非常にバランスの取れたクラシックな仕上がりです。

ヴィンテージ情報

2013年のブルゴーニュは、生育期を通じて冷涼で湿潤な気候に恵まれず、ブドウの成熟が遅れた、困難なヴィンテージとなりました。収穫は例年より遅く行われましたが、そのおかげでブドウは酸を保ったまま熟し、力強さよりもエレガンスが際立つ、クラシックなスタイルのワインが生まれました。この年のワインは、若いうちはタイトな印象ですが、熟成によってより複雑な香りが花開くポテンシャルを秘めています。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉のロースト
  
• キノコのリゾット
  
• サーモンのソテー
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など