コント・ラフォン　モンテリー　レ・デュレス　2020

コント・ラフォンは、ムルソーの最高峰の生産者の一つ。デキャンター誌では世界の白ワイン10傑に選ばれ、ドミニク・ラフォン氏はTOP30にも選ばれました。
リッチなテイストと緻密な質感、しっかりとしたストラクチャーが特徴で、常に進化を続け、『ムルソーの巨匠』と呼ばれています。

モンテリー・レ・デュレスは、ラフォンが所有する東向きのプルミエ・クリュです。
香りはダークチェリー、ベリー、スパイス、ローム質土壌の魅惑的なアロマが広がります。
ワインのテクスチャーは瑞々しく、口に含むとフレッシュでいきいきとしつつも、濃厚で深みのあるラズベリーの果実味が広がります。
しっかりとした果実味と程よいタンニンがワインの骨格を形成しています。
このヴィンテージに多く見られたドライベリーの凝縮感がさらに際立ちつつ、美しい酸味があり、複雑な余韻が続きます。
若いうちからも楽しめる味わいで、果実味、フレッシュさ、そして余韻の絶妙なバランス、複雑な味わいを持つこのワインは、コント・ラフォンの熟練の技と職人技が光る逸品です。

2020年のブルゴーニュは、1900年以降で最も穏やかな冬を経て、早熟なブドウの成長が見られました。非常に暑く乾燥した年で、特に7月は降雨が少なく気温が高かったため、凝縮感があり、なおかつ自然と選果も厳しくできたため、温暖な年ながらフレッシュな味わいを持つ仕上がりとなりました。
長期熟成が期待できる傑出したヴィンテージです。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：ローストチキン、ラムのロースト、牛肉とアスパラガスの炒めもの、なめらかな白カビやセミハードタイプのチーズなど