コテルレ/サン・ニコラ・ド・ブルグイユ　 レ・モンティル2012

生産者紹介

ドメーヌ・ド・ラ・コテルレは、サン・ニコラ・ド・ブルグイユAOCで3代にわたり続くヴァレ家が所有するワイナリーです。当主ジェラール・ヴァレ氏は、カベルネ・フランの将来性を見据え、サン・テミリオンやシャトー・マルゴーで修行を積んだという異色の経歴を持ちます。 彼は、この地のカベルネ・フランに在りがちな青臭いピーマン臭（ピラジン）を徹底的に排除することに成功。これにより、テロワールの真価を純粋に表現した、優雅で洗練されたスタイルのワイン造りを確立しました。

このワインについて

ブルグイユAOCによく見られる小石土壌の特徴を良くとらえている軽やかなワインです。ジェラール氏の卓越した技術により、カベルネ・フランのネガティブな要素が完全に排除されています。
2012年ヴィンテージは、チャーミングな赤い果実のアロマが広がり、タンニンは丸く滑らかです。まさに可憐という表現が似合う、軽やかで優雅なスタイルが魅力です。
気軽に楽しめ、ロワール河の古城に思いを馳せるような心地よさを提供してくれる一本です。

ヴィンテージ情報

2012年のロワール地方は、春の開花期の困難を乗り越え、ブドウの成熟が早かった優秀なヴィンテージとなりました。サン・ニコラ・ド・ブルグイユにおいても、ブドウは優れた凝縮感と活き活きとした酸を保ったまま収穫されました。この年のワインは、エレガントでフィネスに富み、若いうちから楽しめる親しみやすさと、心地よい骨格を兼ね備えた仕上がりとなっています。

商品情報

相性の良い料理例

• 白身の肉料理（ローストチキン、豚フィレ）
• ミートソースパスタ
• パテ・ド・カンパーニュ
• 熟成した山羊のチーズ（シェーブル）　など