クロード・デュガ　ジュヴレイ・シャンベルタン 　ラ・マリー　2020

クロード・デュガは、ジュヴレ・シャンベルタンのワイン生産者の中でも最高の存在です。カルト的な地位に見合う極めて上質なワインを生み出しています。ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールが完璧にリンクした、卓越した品質のワインを生産しています。

祖父から受け継いだ6ヘクタールの畑から、年間100樽の生産です。1988年からは環境に配慮したサステイナブルな栽培方法に切り替えています。

ラ・マリーという区画のブドウが使用された村名ワインで、ミディアムからフルボディの力強い仕上がりです。
カシスやプラム、スモーク、ローム土のアロマが特徴で、生き生きとした酸味と滑らかなタンニンが調和しています。
味わいは深みがあり、層状に広がる凝縮感があり、長い余韻を持ちます。全体として、より豊かで重層的な味わいが感じられ、テロワールを重視した洗練されたワインとなっています。

2020年のブルゴーニュは、1900年以降で最も穏やかな冬を経て、早熟なブドウの成長が見られました。非常に暑く乾燥した年で、特に7月は降雨が少なく気温が高かったため、凝縮感があり、なおかつ自然と選果も厳しくできたため、温暖な年ながらフレッシュな味わいを持つ仕上がりとなりました。
長期熟成が期待できる傑出したヴィンテージです。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：ラムや鹿のロースト、牛の赤身ステーキ、豚の角煮、濃厚な旨味のあるチーズなど