ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ　プルミエ・クリュ　レ・カイユレ 2020

生産者紹介

ドメーヌ・ジャン・クロード・ラモネは、1920年代にピエール・ラモネ氏によって設立され、ブルゴーニュのドメーヌ元詰めを早くから実現した名門です。現在は孫のノエル氏とジャン＝クロード氏の兄弟がドメーヌを牽引し、「シャサーニュ・モンラッシェの至宝」として世界の頂点に君臨しています。
ドメーヌは、モンラッシェ、バタール・モンラッシェなど4つのグラン・クリュを含む、約17ヘクタールの優良畑を所有。バトナージュ（澱攪拌）を行わない伝統的かつシンプルな醸造哲学のもと、テロワール由来の力強いミネラル感と、比類なき純粋さ、フィネスを追求したワインを生み出しています。

このワインについて

シャサーニュ・モンラッシェ村の中央斜面上部に位置する一級畑「レ・カイユレ（Les Caillerets）」の白ワインです。畑名の通り、小石（Caillou）が多く表土が浅いテロワールが、ワインに気品と威厳を与えます。この区画は、創業者ピエール・ラモネ氏がドメーヌ設立後に最初に獲得した、歴史的な畑でもあります。
2020年ヴィンテージは、豊かな果実味にトースト香、ナッツ、白い花、そして火打石のようなミネラル感が重なります。口に含むと、優れた凝縮感とクリーミーなテクスチャーがありながら、シャープで引き締まった酸とミネラル感が全体を貫きます。
その緻密な構造と清涼感は、しばしば特級畑シュヴァリエ・モンラッシェを連想させると評される、長期熟成のポテンシャルを秘めた傑作です。

ヴィンテージ情報

2020年のブルゴーニュは、温暖で乾燥した生育期に恵まれ、ブドウは健全に完熟した傑出した優良ヴィンテージです。収量は控えめでしたが、その分、果実の凝縮度が高まりました。
この年の白ワインは、力強いミネラルと豊かな果実味が見事に調和し、若いうちから楽しめる豊満さと、長期熟成に耐える骨格を兼ね備えた、非常に質の高いスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• ホタテのポワレや甲殻類（カニ、ロブスター）のソテー
• 鶏肉のクリーム煮や仔牛肉のロースト
• トリュフを使ったリゾット
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など