マーク・エブラール　リヴ・ゴーシュ リヴ・ドロワット　エクストラ・ブリュット　2015【アウトレット】

生産者紹介

マーク・エブラールは、マレイユ・シュル・アイ村（プルミエ・クリュ）を拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュラン（RM）です。
ルネ・エブラール氏が1950年代に、自社畑のブドウのみでシャンパーニュ造りを始めたことに歴史が遡ります。これは、収穫したブドウを大手ネゴシアンに売ることが主流だった時代において、品質重視のRM精神を確立した先駆的な行動でした。
現在、ドメーヌはルネ氏の孫であるジャン＝ポール・エブラール氏が運営を引き継ぎ、家族で一貫してブドウ栽培から醸造までを手掛けています。
彼らの哲学は、シャンパーニュ地方の異なるテロワールの個性をブレンドし、独特のハーモニーを生み出すことにあり、そのピュアでクリーンなスタイルは、多くの愛好家から高い評価を受けています。

このワインについて

メゾンの哲学であるテロワール融合を体現する、ヴィンテージ・グラン・クリュ・キュヴェです。ワイン名の通り（リヴ・ゴーシュ「左岸」、リヴ・ドロワット「右岸」）、コート・デ・ブランのシャルドネ（左岸）とアイ村などのピノ・ノワール（右岸）を、50％ずつ均等にブレンドすることで、両テロワールの最高の個性を引き出しています。
醸造は、古樽（300L）での発酵と長期の澱上熟成（66ヶ月）を経て、ドサージュは4 g/Lのエクストラ・ブリュットで仕上げられます。
2015年ヴィンテージは、トーストした柑橘類、リンゴ、焼き上げたグレイグース（西洋スモモ）の濃密な果実味に、ハニーやクリーム、スパイスのニュアンスが加わります。
凝縮感と複雑味がありながらも、清涼感のある酸とミネラルが全体を引き締め、非常にテクスチャー豊かで力強いスタイルです。

ヴィンテージ情報

2015年のシャンパーニュは、温暖で乾燥した生育期に恵まれ、ブドウが健全に完熟した傑出したヴィンテージとなりました。温暖な気候がブドウの成熟を促し、豊満でリッチな果実味と、素晴らしい凝縮感を備えたワインが多く生産されました。
この年のワインは、力強さとフィネスのバランスに優れ、長期熟成のポテンシャルを強く秘めています。

商品情報

相性の良い料理例

• ホタテや甲殻類（エビ、カニ、ロブスター）のソテー
• 白身魚のムニエル
• チキンや豚肉のロースト
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など