ジェフ・コーン　ドメーヌ・デ・シラ　ロックパイル・ヴィンヤード　2018

生産者紹介

ジェフ・コーンは、ジンファンデル３大生産者ローゼンブルムの副社長兼醸造責任者を務めたジェフ・コーン氏のプライベート・ブランドです。シラーやジンファンデルといったブドウの個性を最大限に引き出すことに情熱を注ぐ、カリフォルニアを代表するワインメーカーです。長年、多くのワイナリーのコンサルティングを手掛け、特にジンファンデルの名手として知られています。彼のワイン造りの哲学は、ブドウのポテンシャルを尊重し、人工的な介入を最小限に抑えることにあります。卓越した技術とテロワールへの深い理解によって、畑ごとの個性が明確に表現された、力強くもエレガントなワインを造り出しています。
ロバート・パーカー氏からは高得点を連発し、「最高のコートデュローヌの生産者が手掛けるワインの様だ」と評されています。

このワインについて

「ドメーヌ・デ・シラ」は、北ローヌを彷彿とさせるシラーに特化したブランドで、北ローヌのスター生産者、イヴ・キュイロン氏とのコラボレーションによって造られる特別なワインです。
ソノマ・カウンティ北部に位置する銘醸地、ロックパイルAVAに存在するロックパイル・ヴィンヤードの古いシラーのブロックから、新しいワインプロジェクトが始まりました。高い標高と、岩が多く含まれる赤い火山性土壌が、凝縮感と独特のミネラル感を与えます。
2018年ヴィンテージは、ブルーベリーやカシスなどの黒系果実のアロマに、黒コショウ、スモーク、革、スパイスの複雑なニュアンスが重なります。口に含むと、豊かで力強い果実味が口いっぱいに広がり、しっかりとした骨格と、非常に滑らかなタンニンが感じられます。フィニッシュには長い余韻が続き、飲み応えがありながらも、エレガントさを失わない洗練されたスタイルです。今後10年以上先まで楽しめるポテンシャルを持っています。
他のロックパイルAVAのシラーやイヴ・キュイロンのコート・ロティと一緒に飲み比べてみるのもおすすめです。

ヴィンテージ情報

2018年のカリフォルニアは、生育期を通じて穏やかで安定した気候に恵まれた、傑出したヴィンテージとなりました。ソノマ・カウンティでは、温暖な日中と冷涼な夜の寒暖差により、ブドウはゆっくりと時間をかけて完熟し、凝縮感があり、健全な状態で収穫されました。この年のワインは、非常にバランスが良く、豊かな風味と洗練されたストラクチャーを持つ、長期熟成のポテンシャルも秘めた仕上がりとなっています。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストした子羊肉
  
• ハーブを効かせた牛肉料理
  
• 鴨肉のロースト
  
• ブルーチーズなどの風味の強いチーズ　など