ルネ・ルキャン・コラン　ブルゴーニュ・シャルドネ　2021【アウトレット】

生産者紹介

ドメーヌ・ルネ・ルキャン・コランは、コート・ド・ボーヌ南端のサントネー村に本拠を置く、1679年から続く長い歴史を持つドメーヌです。現在は、7代目のフランソワ・ルキャン氏が当主を務めています。彼は、サントネやシャサーニュ・モンラッシェに一級畑とグラン・クリュを所有するヴィニュロン（=栽培醸造家）であり、その高い技術と哲学で知られています。
ドメーヌの哲学は「純粋さと透明性を重視し、テロワールの個性を際立たせる」ことです。1997年から耕作を開始し、2009年からは有機栽培、2010年からはビオディナミの実践も取り入れ、土壌とブドウの木の自然な力を引き出す栽培方法を探求しています。
セラーでの介入を最小限に抑え、無清澄・無濾過で瓶詰めを行うなど、畑本来の声を尊重したワイン造りを行っています。

このワインについて

シャルドネ100%で造られた、ドメーヌの入門編でありながらも優れた品質と価値を持つブルゴーニュ・ブランです。ブドウは、サントネ村の「ラヴォー」や、ピュリニー・モンラッシェ村の下に位置する「コルポー」などの優良区画から選ばれています。特にコルポーのブドウは、友人のオーガニック生産者から購入しつつ、栽培、収穫、醸造をフランソワ氏自身が管理するという徹底ぶりです。 このワインは、ルキャン・コランのコレクションの中で唯一100％樽発酵ではないキュヴェで、50％がステンレスタンク、50％がオーク樽で発酵・熟成されます。オーク樽のうち新樽の使用比率は5％に抑えられており、樽由来の複雑さを加えつつ、フレッシュな柑橘系のニュアンスと、余韻の長く端正なミネラル感が際立っています。
2021年ヴィンテージは、清らかで張りのある酸が特徴的で、ジュージーな口当たりとミネラル感が見事に調和しています。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の霜害と夏の冷涼さにより収穫量が少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。
アロマの凝縮感があり、ミネラルが際立つ、エレガンスと熟成のポテンシャルを兼ね備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例 

• 白身魚のソテーやムニエル
• エビやカニのグリル
• 鶏肉のロースト
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など