ベルナール モロー　ポマール　フルミエ　2019

生産者紹介

ベルナール・モローは、1809年創業という長い歴史を持つ、シャサーニュ・モンラッシェを代表するドメーヌです。1960年代にベルナール・モロー氏が基礎を築き、現在は4代目の息子であるアレクサンドル氏とブノワ氏の兄弟が運営の中心を担っています。
彼らは伝統を尊重しつつ、テロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを追求しています。樽使いにもこだわりがあり、新樽使用率は村名ワイン25%、1級畑30～50%、バタール・モンラッシェとシュヴァリエ・モンラッシェは100%など、畑の特性に応じて新樽の比率を調整し、ワインに複雑さと奥行きを与えています。

このワインについて

このワインは、ポマールとヴォルネイの境界に位置する一級畑「レ・フルミエ」のピノ・ノワールから造られます。力強さが特徴のポマールと、エレガンスが持ち味のヴォルネイに隣接するこの畑は、両方の個性を併せ持つテロワールを表現します。
2019年ヴィンテージは、豊かで力強い赤系果実のアロマに、鉄分やミネラルのニュアンスがしっかりと感じられ、非常に奥行きのある香りが広がります。口に含むと、凝縮した果実味と、きめ細かくしなやかなタンニンが調和した、ミディアムボディの滑らかな口当たりが楽しめます。
クラシカルなスタイルでありながら、華やかさとフィネスに富んだ、バランスの良い味わいです。

ヴィンテージ情報

2019年のブルゴーニュは、乾燥した夏と高い日照量に恵まれ、ブドウが健全に成熟した素晴らしいヴィンテージとなりました。生育期は温暖でしたが、収穫前の気温が落ち着いたため、ブドウは優れた凝縮感とフレッシュさを両立することができました。この年のワインは、豊かな果実味としっかりとしたストラクチャーを持ちながらも、過度な重さのない、エレガントなスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• 牛フィレ肉のステーキ
  
• 仔羊のロースト
  
• ジビエ料理
• 熟成したエポワスなどのウォッシュチーズ　など