ドゥリュー　シャルドネ　フェット・ド・メール・ファーム　レイディオライア　2021

生産者紹介

ドゥリュー・ワインズは、ジェイソン＆モリー・ドゥリュー夫妻が2000年に設立したワイナリーです。牧場を兼ねたエステートワイナリーをつくるため、サンタ･リタ･ヒルズから2005年にメンドシーノ沿岸に移動しました。
冷涼な海洋性気候のブドウ栽培地であるカリフォルニアのメンドシーノ・リッジに位置し、ピノ・ノワールやシャルドネといった品種の個性を最大限に引き出すことに情熱を注いでいます。
サステイナブル農法を取り入れ細部まで丁寧に手入れをし、酸味と果実、メリハリのあるバランスの良いワインを造り出します。彼らのワインは、土地のテロワールを素直に表現した、エレガントでフィネスに満ちたスタイルが特徴です。

このワインについて

メンドシーノ・リッジの自社畑、フェット・ド・メール・ファーム（牧場を兼ねた畑という意味）で育まれた、ディジョン548、ウェンテ、ディジョン76という3種の異なるクローンのシャルドネから生まれた、ワインです。
ワイン名の「レイディオライア」は、畑の古代の海底堆積物由来のチャート土壌に由来し、「海からの贈り物」を思わせる独特のミネラル感と鮮やかな風味をもたらしています。
2021年ヴィンテージは、フレンチオーク樽での発酵・熟成を経て、マロラクティック発酵も完了させています。ライムの花や火打石のニュアンスに、薩摩芋のようなほのかな甘い香りが複雑に混じり合います。古代土壌由来のミネラルが豊富で、柑橘の果皮が長く続く余韻を演出。酸味と果実味のバランスが良く、非常に緻密で洗練されたスタイルです。

ヴィンテージ情報

2021年のカリフォルニアは、乾燥した温暖な生育期に恵まれ、ブドウの凝縮度が高まったヴィンテージとなりました。メンドシーノ・リッジのような冷涼な沿岸地域では、果実の熟度が高まりながらも、夜間の冷気のおかげで優れた酸とフレッシュさを維持することに成功しました。この年のワインは、濃密な果実味と張りのあるミネラル感が調和した、非常に質の高い仕上がりとなっています。

商品情報

相性の良い料理例

• サーモンの刺身やホタテのソテー
• 甲殻類（カニ、エビ）のグリル
• 鶏肉のクリーム煮
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など