シャトー・ラヤス　シャトーヌフ・デュ・パプ　レゼルヴ　ルージュ　2010

生産者紹介

シャトー・ラヤスは、シャトーヌフ・デュ・パプで唯一無二の存在として崇められる伝説的なドメーヌです。その歴史は、1880年に創設者アルベール・ルノー氏がシャトーを設立したことに始まります。このメゾンの最大の個性は、同地域では珍しい純粋な砂質土壌に覆われた畑にあり、これがワインに他では見られないフィネスとエレガンス、そして特有の滑らかなテクスチャーをもたらします。
現オーナーのエマニュエル・ルノー氏は、このテロワールの力を最大限に引き出すことに情熱を注いでおり、グルナッシュのポテンシャルを追求し一貫して高品質なワインを造り続け、ワイン愛好家から高い評価を得ています。

このワインについて

シャトー・ラヤスの看板とも言える、最も代表的な赤ワインがこの「レゼルヴ・ルージュ」です。畑のポテンシャルを極限まで引き出したグルナッシュ100%で造られています。
2010年ヴィンテージは、ラヤスらしいフィネスに加え、圧倒的な凝縮感と構造を持つ、まさに偉大な年の特質を体現しています。熟したブラックチェリーやカシスの香りに、リコリス、エキゾチックなスパイス、森の下草の複雑なニュアンスが深く重なります。口に含むと、豊満で力強い果実味と、継ぎ目のないビロードのようなタンニン、そして驚異的な長さの余韻が続きます。
10年以上の熟成を経てもなお、更なる熟成ポテンシャルを感じる至高の一本です。

ヴィンテージ情報

2010年のローヌは、生育期が長く穏やかに推移し、凝縮感と酸が理想的なバランスで共存した、極めて優れたグレート・ヴィンテージとなりました。南ローヌにおいても、豊かな日照量と冷涼な夜の寒暖差により、ブドウは優れた熟度を得て、力強さ、深み、そして素晴らしい凝縮感を兼ね備えたワインが生まれました。この年のワインは、卓越したストラクチャーを持ち、長期熟成のポテンシャルを強く秘めています。

商品情報

相性の良い料理例

• トリュフを使った料理
• ジビエ料理
• じっくりと煮込んだ牛肉料理
• 熟成したハードチーズ、ブルーチーズ　など