ラヴォー　ガストン・エ・ピエール　アロース・コルトン　ヴィエーユ・ヴィーニュ　2017

ドメーヌ・ガストン＆ピエール・ラヴォーは家族経営で、コート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの分岐路のボーヌから5ｋｍ離れた、コート＝ドール県のラドワ・セリニーに位置しています。
コルトンの有名な丘の麓で、ドメーヌは自身の起源を磨き続けてきました。
こうして、6世代以上にわたってドメーヌは小さなビュイッソン村の周りで著しく発展を遂げました。
始まりは少数の畑でしたが、今日ドメーヌは面積18ヘクタール（45エーカー）を超え、生産量は年間約8000ボトルで、依然収穫量は少なくしています。

赤茶の土に石灰石の破片とシャイヨ火打石が混ざった傾斜の一番下で育ったブドウから、いくつかの畑をブレンドしてワインを造ります。
フレンチオーク樽で12ヶ月熟成し、15％は新樽を使用。マロラクティック発酵と澱引きを行い、ボトル詰め前にステンレスタンクで6ヶ月間ブレンドした後、珪藻土フィルター処理を施します。
赤・黒系果実（苺・チェリー）を思わせるしっかりとした優しい香りと適度なタンニンが特徴です。
数年の熟成を経て、飲み頃となっております。

2017年のコート・ド・ボーヌは、冬の寒さの後に春は暖かく、霜のリスクも回避されました。
5月末の開花から6月の暖かさがピノ・ノワールの豊作を促し、7月は涼しい月となったものの壊滅的な影響はありませんでした。8月は晴れた天候が続き、9月には収穫が始まります。
厳格な栽培者は品質を重視しより収穫量を調整しました。
収量だけでなく質も非常に高く、多くの生産者が満足出来たヴィンテージで、ワインは柔らかく飲みやすい傾向です。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：ビーフハンバーグ、リブロースのステーキ、ラム（煮込み）、ローストチキン、鶏とカシューナッツの炒めもの、香りと旨味の強いウォッシュタイプのチーズなど