パヴロ　サヴィニー・レ・ボーヌ　ラ・ドミノード　2021

サヴィニー・レ・ボーヌ（コート・ド・ボーヌ、ブルゴーニュ）にあるジャン・マルクとユーグ・パヴロのドメーヌは、数世代にわたって父から子へと受け継がれ、その名声を築いてきました。現在は、サヴィニー・レ・ボーヌのコミューンを中心に、13ヘクタールを所有しています。ブルゴーニュのワイン生産の特徴のひとつであるテロワールの概念や、さらにはその土地の歴史がかなり複雑に組み合わさって表現されています。

ラ・ドミノードは、比較的平坦な区画が多いエリアです。向きは区画によって異なりますが、東向きや南東向きが多くなっております。
粘土石灰質を主体としていますが、区画によって砂利質やシルト質が混じるなど、多様性があります。

イチゴやラズベリーなどの赤い果実に加え、花の繊細な香りが特徴のミディアムボディのピノ・ノワールです。
きめ細やかなチョークのようなタンニンと生き生きとした酸味、塩気とペッパーのニュアンスが調和し、テロワールの個性を力強く表現。
エレガントで端正な味わいは、果実味とミネラルの鮮やかなバランスが感じられます。

2021年のブルゴーニュは、春の霜害や夏の冷涼な気候により収量が大幅に減少し、ブドウの成熟も遅れました。しかし、収穫期に天候が回復したため、高品質のブドウを得た生産者もいました。
全体的に、フレッシュな酸味と繊細さが特徴です。
評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっています。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：おすすめマリアージュ：牛（ステーキ、煮込み）、ローストチキン、フォアグラ、肉じゃが、ミルクのコクが強いチーズなど