マーク・エブラール　ノス・ド・クレ　ブラン・ド・ノワール　エクストラ・ブリュット　2018

生産者紹介

マーク・エブラールは、マレイユ・シュル・アイ村（プルミエ・クリュ）を拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュラン（RM）です。
ルネ・エブラール氏が1950年代に、自社畑のブドウのみでシャンパーニュ造りを始めたことに歴史が遡ります。これは、収穫したブドウを大手ネゴシアンに売ることが主流だった時代において、品質重視のRM精神を確立した先駆的な行動でした。
現在、ドメーヌはルネ氏の孫であるジャン＝ポール・エブラール氏が運営を引き継ぎ、家族で一貫してブドウ栽培から醸造までを手掛けています。
彼らの哲学は、シャンパーニュ地方の異なるテロワールの個性をブレンドし、独特のハーモニーを生み出すことにあり、そのピュアでクリーンなスタイルは、多くの愛好家から高い評価を受けています。

このワインについて

このヴィンテージ・キュヴェは、「Noces de Craie（ノーツ・ド・クレイ：チョークの結婚）」の名が示す通り、アイ村の白亜質土壌（Craie）へのオマージュとして造られた、ピノ・ノワール100％のブラン・ド・ノワールです。アイ村のグラン・クリュの優良5区画のブドウのみを使用しています。
2018年ヴィンテージは、トースト香、ドライフルーツ、カシス、ハーブの風味に、塩味とスモーキーなミネラルが絡み合う、力強く華やかなスタイルです。口に含むと、緻密なチョークの骨格と、深くて豊かなピノ由来のリンゴやネクタリンの果実味が調和し、2018年の凝縮感とあいまって、卓越した重みと持続性があります。ドサージュ5 g/Lのエクストラ・ブリュットで仕上げられ、力強いテクスチャーがありながらもキレを損なわず、美食のペアリングに最適です。

ヴィンテージ情報

2018年のシャンパーニュは、例年にない高温と日照量に恵まれ、ブドウが健全に完熟した傑出したグレート・ヴィンテージとなりました。収穫が過去15年で最も早い時期に始まったにもかかわらず、ブドウは過去10年の平均を大きく上回る高い気温によって急速に生育し、品質・量ともに満足のいく結果となりました。
この年のワインは、力強さと豊かさが融合した豊満なスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• マグロのたたき
• 野生のキノコのリゾット
• 鶏肉のロースト
• 熟成したハードチーズやラングルなどのウォッシュチーズ　など