ドメーヌ・ムートン ジヴリ　ルージュ　クロ・ジュ 2016【アウトレット】

生産者紹介

ドメーヌ・ムートンは、ブルゴーニュのコート・シャロネーズ地区ジヴリ村に本拠を置く、4世代続く家族経営の歴史あるドメーヌです。始まりはユージーン・ムートンがブドウ栽培に着手し、祖父チャールズ、父ジェラールへと継承され、1976年に初めて自社元詰めワインをリリースしました。現在は2002年5月から息子ローラン・ムートン氏が当主を務めています。
彼らは、AOCジヴリとジヴリ プルミエ・クリュに合計12ヘクタールの畑を所有。ワイン造りにおいては、「自然農法を尊重」「栽培量を制限」「畑での厳しい選果」という哲学を掲げ、テロワール本来の力を引き出すことに注力しています。
この石灰岩を含む上質な土壌と、代々受け継がれた技術により、コート・ドールに匹敵する凝縮度とフィネスを持つワインを生み出しています。

このワインについて

ジヴリ村の一級畑の中でも、特に評価の高い区画、クロ・ジュのピノ・ノワールです。「Clos（クロ）」の名を持つ通り、石垣に囲まれたこの畑は、石を多く含む粘土石灰質土壌が特徴です。このテロワールが、ワインに力強いミネラル感としっかりとした骨格を与えます。
2016年ヴィンテージは、熟したチェリーやラズベリー、スミレのフローラルなアロマに、スパイスや土のニュアンスが複雑に重なります。口に含むと、凝縮した果実味と、熟成を経た丸みのある力強いタンニンが調和し、ジヴリらしい骨格とエレガンスが融合しています。
長期熟成により、さらに深い魅力を開花させるポテンシャルを持つ、ドメーヌのフラッグシップの一つです。

ヴィンテージ情報

2016年のブルゴーニュは、春に雹害に見舞われたものの、その後の穏やかな天候によりブドウは健全に完熟し、非常に良い年となりました。
この年の赤ワインは、しっかりとした骨格を持ちながらも繊細さがあり、上質な酸とタンニンのバランスが楽しめます。

商品情報

相性の良い料理例

• 牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
• ローストビーフ
• トリュフを使った料理やキノコのソテー
• エポワスやモンドールなどのウォッシュチーズ　など