ラヴォー　ガストン・エ・ピエール　ラドワ・ブラン　2021

生産者紹介

ドメーヌ・ガストン・エ・ピエール・ラヴォーは、コート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの分岐路にあたるラドワ・セリニー村に拠点を置く、6世代以上にわたり歴史を持つ家族経営のドメーヌです。コルトンの有名な丘の麓で、一族は自身の起源を磨き続けてきました。
現在はガストン氏の孫にあたるヴァンサン・ラヴォー氏が当主を務め、特級畑コルトンを含む約18ヘクタールの優良な畑を管理しています。
彼らのスタイルは、自社畑における卓越した栽培技術と、テロワールの個性を最大限に表現することにあります。
品質重視の哲学に基づき、リュット・レゾネと手摘み収穫を実践。収量を厳しく制限しているため生産量は少なく抑えられていますが、熟成によって真価を発揮する、実直で堅牢なワインを生み出しています。

このワインについて

コルトン・グランクリュの丘の麓に位置するラドワ・セリニー村のブドウを使用した、シャルドネ100%の白ワインです。このテロワールは、ワインに非常にピュアな透明感と塩味を伴うミネラルを与えます。
2021年ヴィンテージは、冷涼な気候由来の高い酸と凝縮感が際立つスタイルです。ノーズは、白い花や洋ナシ、そして新鮮なアーモンドの香ばしいニュアンスが上品に香ります。口に含むと、リッチなテクスチャーと張り詰めたシャープな酸が融合し、シャルドネの高貴な個性が見事に表現されています。フィニッシュには心地よい塩味が残り、食事と共に楽しむのに最適な、素晴らしい仕上がりです。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の霜害と夏の冷涼さにより収穫量が極めて少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。アロマの凝縮感があり、ミネラルが際立つ、エレガンスと熟成のポテンシャルを兼ね備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。
収量が極めて減少したため、評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっている稀少なヴィンテージです。

商品情報

相性の良い料理例

• 白身魚のグリルやカルパッチョ
• 鶏肉のロースト
• 魚介類のテリーヌ
• フレッシュなシェーブルチーズやコンテチーズ　など