ラモネ　シャサーニュ・モンラッシェ 2021

生産者紹介

ドメーヌ・ジャン・クロード・ラモネは、1920年代にピエール・ラモネ氏によって設立され、ブルゴーニュのドメーヌ元詰めを早くから実現した名門です。現在は孫のノエル氏とジャン＝クロード氏の兄弟がドメーヌを牽引し、「シャサーニュ・モンラッシェの至宝」として世界の頂点に君臨しています。
ドメーヌは、モンラッシェ、バタール・モンラッシェなど4つのグラン・クリュを含む、約17ヘクタールの優良畑を所有。バトナージュ（澱攪拌）を行わない伝統的かつシンプルな醸造哲学のもと、テロワール由来の力強いミネラル感と、比類なき純粋さ、フィネスを追求したワインを生み出しています。

このワインについて

シャサーニュ・モンラッシェ村名キュヴェは、複数の優良な区画のブドウをブレンドすることで、テロワールの複雑性を表現しています。醸造は、ステンレスタンクで発酵し、12〜15ヶ月間樽で熟成されます。
2021年ヴィンテージは、清らかで張りのある酸と、純粋なミネラルが前面に出た、クラシックなスタイルです。ノーズは、フルーティーな香りが特徴で、白い花、柑橘の皮、そして微かに火打石のニュアンスが重なります。口に含むと、力強いミネラルが全体を貫き、若々しい木の骨格が味わいを豊かにします。
若いうちは引き締まっていますが、長期熟成を経ることで複雑な風味が開花する、卓越したポテンシャルを秘めた一本です。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の霜害と夏の冷涼さにより収穫量が極めて少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。アロマの凝縮感があり、ミネラルが際立つ、エレガンスと熟成のポテンシャルを兼ね備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。
収量が極めて減少したため、評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっている稀少なヴィンテージです。

商品情報

相性の良い料理例

• ホタテのポワレや甲殻類のソテー
• 仔牛肉や鶏肉のロースト
• トリュフを使ったリゾット
• 熟成したコンテやグリュイエールチーズ　など