シャトー・デ・ロンテ　プイィ・フュイッセ　レ・ビルベット　ヴィエーユ・ヴィーニュ　2020

現在、シャトー・デ・ロンテのドメーヌには、レ・ロンテット地区内に5.6ヘクタールの区画と、フュイッセ地区内の旧リュー・ディ・ピエールフォールに0.5ヘクタールの区画を所有しています。シャトー・デ・ロンテは、プイィ・フュイッセの3つのキュヴェとサン・ダムールの1つのキュヴェを造っており、すべてのワインは有機栽培の認証を受けています。
天然酵母で発酵させ、糖分や酸の添加、酵素の添加は一切行わず、人為的な停止は一切行わない徹底ぶりです。この方法によって、しばしば数ヶ月に及ぶ長い発酵が行われ、異なる酵母が交わり、独特なアロマが形成されていきます。

このワインで使われるブドウは、樹齢60年以上のみで造られています。樹齢の古いブドウの木の主な特徴は、天候に左右されずブドウの成熟度が高いことで、異なるヴィンテージの中でも驚くほど一貫したポテンシャルを持つことです。
レ・ビルベットの醸造は大きさの異なるフレンチオーク樽で行われ、澱引き後はさらに古い樽で10ヶ月間熟成されます。2度目の澱引きを行い、無清澄、無ろ過でボトリングされていきます。
中期熟成にもおすすめで、瓶内熟成3年目からワインが開き始め、その後の熟成でますます複雑さを増していきます。

ブドウ品種：シャルドネ