ローレンツォン　メルキュレ　ルージュ　ラ・ピエス・トレーズ　2021

ブルーノ・ロレンゾンはコンサルタントとして1997年に南アフリカとニュージーランドのブドウ畑での仕事を経て、家族の敷地を引き継いだ後、ワイナリーとして再構築しました。
メルキュレとモンタニーを本拠地に置き、彼は卓越したテロワールを尊重し、最小限の介入でブドウを栽培することを重視しています。除草剤を使わず、耕作や葉の管理に工夫を凝らし、精密な品種改良で果実の潜在能力を引き出します。テロワールやヴィンテージを忠実に表現するスタイルには、彼の哲学やアイデンティティがあらわれています。

ミディアムボディからフルボディで、ベルベットのように滑らかで包み込むような口当たり。
ダークベリー、甘いスパイス、アイリス、バラの花びらの芳醇な香りを放ちます。重層的で華やか、パウダリーなタンニンとシームレスで余韻も非常に長い仕上がりです。

2021年のブルゴーニュは、春の霜害や夏の冷涼な気候により収量が大幅に減少し、ブドウの成熟も遅れました。しかし、収穫期に天候が回復したため、高品質のブドウを得た生産者もいました。
全体的に、フレッシュな酸味と繊細さが特徴です。
評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっています。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：牛のリブステーキ、鶏肉の煮込み、ラム（ロースト、煮込み）、ローストポーク、筑前煮、マイルドな味わいのソフトチーズなど