ルシアン・アルブレヒト ピノ・ノワール　レゼルヴ 2020

メゾン・ルシエン・アルブレヒトは、1698年にバルタザール・アルブレヒト氏がアルザス地方オルシュヴィールに移住したことに始まります。以来8世代にわたり、ブドウ栽培に理想的なこの地で、変わらぬ情熱と粘り強さで土壌を耕し、アルザスワインの評判と個性を世界に広めてきました。何世代にもわたる経験を通じて、テロワールの特性を最大限に引き出すため、ワイン栽培と醸造方法を改良し続け、その結果、アルギロ石灰質土壌由来の独特のアロマとフレッシュさを備えた繊細なワインを生み出しています。

このワインは、バニラやペッパーなどのスパイス香とブラックベリーの香りが特徴です。口に含むと、しっかりとした骨格のあるタンニンが感じられ、余韻にはカシスのニュアンスが長く残ります。モッツァレラチーズとバジルのサラダ、牛肉やラム肉などの赤身肉、バーベキュー、鶏肉のロースト、ジビエ、マグロ、サーモン、そしてセミハード～ハードタイプのチーズとの相性が良いでしょう。

2020年のアルザスは、冬は温暖湿潤でありブドウの生育は早かったものの、暑く乾燥した夏のおかげで自然に収量が減り、凝縮感が生まれました。特にピノ・ノワールの収穫が好調でしたが、すべての品種が良好な結果を得ました。

ブドウ品種：ピノ・ノワール