フロンサック　シャトー・デュ・ベルジェイ　キュヴェ・トラディション　2020

近隣にはシャトー・ダレム、オー・カルル、ボーセジュールがあり、緩やかに流れるドルドーニュ川を臨む地にあるこのワイナリーは正にフロンサックの隠れた宝石。
粘土石灰質の起伏ある丘陵は、ミネラルを豊富に含む川の影響で、酸を含むメルローがよく育ちます。

オーナーでありワインメーカーのオリヴィエ・グージョンは12歳の時からブドウ栽培とワイン醸造に情熱を持ち取り組み、フロンサック特有のミクロクリマ（微気候）を意識し、土壌、川の影響、雑草の力を絶妙に利用した有機農法でブドウを栽培しています。
成熟して深みのあるサン・テミリオンに比べわずか1000haのフロンサックは、著名な作り手もなく地味なアペラシオンながら、良質でコストパフォーマンスのよいワインが造られているボルドーの隠れた銘醸地。

ブドウ品種：メルロー