ドミニク・ラフォン　ヴォルネイ　2012

ムルソー最高峰のドメーヌ、コント・ラフォンの先代当主、ドミニク・ラフォンが2008年より自らの名前でリリースした新しいワイナリー。
ネゴシアンとして位置付けられつつも、ブドウ栽培から醸造、瓶詰めに至るまで彼の厳格な管理のもとで行われています。日本の限られた代理店でのみ取り扱われる超希少なもので、各10ケースほどの少量しか流通しておらず入手が非常に難しい、極めて貴重な商品です。

チェリー、ストロベリーの風味がジューシーな舌触り。シナモンやナツメグなどエキゾチックなスパイスの香りや花の香りが広がり非常にエレガントでありながらも力強く、余韻も長く食欲をそそります。
熟成感も程よくすでに飲み頃ですが、まだ熟成させることもできます。

2012年のコート・ド・ボーヌは、多湿な夏が続き、ブドウ栽培者にとって厳しい環境となり、天候は不安定であらゆる気象の悪影響に見舞われました。
雹の影響を受けたコミューンでは、収穫が不規則でした。
結果として、収穫量は非常に少なく、品質もばらつきがありましたが、ブドウ栽培者全体はこれよりもひどい結果を予想していたため、それに反して味わいは豊かになりました。
柔らかなタンニンが特徴ともいえるヴィンテージです。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：鶏肉を使用した料理（ロースト、シチューなどの煮込み、照り焼き、蒸し）、豚しゃぶの胡麻だれ、芳醇な香りのチーズなど