ジャン・シャルル・リオン　ヴォーヌ・ロマネ　レ・ショーム / マグナム　2012

生産者紹介

ジャン・シャルル・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、ダニエル・リオンの孫にあたります。ダニエル・リオンが1955年に設立したドメーヌは、1995年に長男パトリスが継承しましたが、その後2000年にパトリスが独立。その後は、クリストフとオリヴィエが栽培醸造を担当し、妹パスカルが販売を行っていました。
2018年にダニエル・リオンは活動を終了し、ダニエルの孫であるジャン・シャルル・リオンが新たな道を歩んでいます。

このワインについて

「ブルゴーニュの真珠」と称されるヴォーヌ・ロマネ村において、グラン・クリュのラ・ターシュに隣接する特別な一級畑「レ・ショーム」。この畑は非常に幅広く、ヴォーヌ・ロマネ特有のフィネスとエレガンスが見事に表現された、熟していて肉付きの良いワインを生み出します。
2012年ヴィンテージは、赤系果実の凝縮したアロマに、スパイスやなめし革、そしてキノコなどの熟成香が重なり、非常に複雑なブーケが感じられます。口に含むと、力強くも洗練されたタンニンと、豊かな果実味が調和し、しなやかな酸が全体をまとめています。マグナムボトルで熟成されたことにより、さらにゆっくりと複雑な風味が形成され、ワインのポテンシャルが最大限に引き出されています。今飲んでも素晴らしいですが、長期熟成にも耐えうる一本です。

※マグナムボトル（1500ml）は、通常の750mlボトルに比べて熟成がゆっくりと穏やかに進むという大きな利点があります。これにより、より複雑な風味と奥行きが時間をかけて形成され、ワインのポテンシャルが最大限に引き出されます。
量が多いのでもちろん大人数集まるパーティにもお勧めです。

ヴィンテージ情報

2012年のブルゴーニュは、春の霜、雹、病害など、生育期に多くの試練に見舞われた困難な年となりました。しかし、ブドウが健全に成熟した区画では、収量は少なかったものの、凝縮感のある非常に高品質なブドウが収穫されました。この年のワインは、豊かな果実味と、しっかりとしたストラクチャーを持つ、力強くもバランスの取れたスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストした仔羊
  
• トリュフを使った料理
  
• 牛フィレ肉のステーキ
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など