ジャック・ティソ / アルボワ　サヴァニャン　2016

生産者紹介

ドメーヌ・ジャック・ティソは、1962年にジャック・ティソ氏によって設立された、ジュラ地方アルボワを代表する家族経営のドメーヌです。
現在、畑はアルボワ、アルボワ・ピュピヨン、コート・デュ・ジュラなど約30ヘクタールに及びます。 所有する畑のブドウの平均樹齢が30年以上と高く、リュット・レゾネ（減農薬栽培）を実践しています。
伝統的な醸造技術と最新の温度管理技術を融合させ、ジュラ地方の固有品種であるサヴァニャンやプルサールのテロワールごとの個性を、ピュアに表現することに情熱を注いでいます。

このワインについて

ジュラ地方の地品種サヴァニャンを100%使用した白ワインです。このキュヴェは、樽を満タンにして熟成させる「ウイエ（Ouillé）」と呼ばれる非酸化的なスタイルで造られています。これにより、サヴァニャン本来のフレッシュでアロマティックな特性が最大限に引き出されています。
2016年ヴィンテージは、透明感のある明るい黄金色を呈し、ドライフルーツ、アーモンド、金柑のペーストのような複雑な香りがあり、口に含むと優雅な丸みとフィネスが感じられ、ジュラ地方のワインとしては珍しく酸化的なニュアンスが抑えられています。
活き活きとした力強いフィニッシュが、テロワールの強靭なミネラルを物語る、長期熟成のポテンシャルを秘めた一本です。

ヴィンテージ情報

2016年のジュラ地方は、春の冷涼さと夏の暑さが対照的でしたが、サヴァニャンやシャルドネは健全に熟し、豊満さとエレガンスが両立した優良なヴィンテージとなりました。
この年のワインは、果実の豊かさと、畑の持つミネラル由来の緊張感がしっかりと表現された、高い品質を誇ります。

商品情報

相性の良い料理例

• コンテチーズ（熟成の若いもの）、クルミ
• 甲殻類、魚介のテリーヌ
• チキンフリカッセ
• 鶏肉や白身肉のソテー　など