アラン・ユドロ・ノエラ　クロ・ド・ヴージョ　2020

由緒正しい血統から引き継いだ、珠玉のクリマを所有する大注目のドメーヌ！
1964年にアラン・ユドロが、伝説のドメーヌ「シャルル・ノエラ」の孫娘で1978年に祖父の所有畑の４分の１を受け継いだ妻のオディールと設立したドメーヌ。
多くの畑は、後にシャルル・ノエラを買収したドメーヌ・ルロワの区画と隣接しています。
現在はジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ・ジャン・ルイ・トラペで修業した、孫のシャルル・ヴァン・カネットがドメーヌを継承し、ビオディナミに関心を持ちながら、リュット・レゾネでのブドウ栽培を行っています。
醸造スタイルは近年進化しており、適度な抽出とおだやかでエレガントな果実味を重視しています。
フランス国内での評価は非常に高く、特に星付きレストランで人気のあるドメーヌです。

こちらのクロ・ド・ヴージョは、ビロードの様になめらかなタンニンとリッチで飲みごたえのある味わいが特徴です。
密度が濃く、ラズベリーから完熟したダークチェリーまで、アロマに満ちたゆったりとしたノーズ、生き生きとした口当たり、高貴な複雑性となめらかで繊細なタンニンのテクスチャーがあります。
グラン・クリュの中でも数多くの生産者がひしめく当区画の中でも、とくに滋味深く、広く穏やかに続くようなエレガントで柔らかい味わいも特徴です。
長期熟成のポテンシャルを感じさせます。

2020年のブルゴーニュは、1900年以降で最も穏やかな冬を経て、早熟なブドウの成長が見られました。非常に暑く乾燥した年で、特に7月は降雨が少なく気温が高かったため、凝縮感があり、なおかつ自然と選果も厳しくできたため、温暖な年ながらフレッシュな味わいを持つ仕上がりとなりました。
長期熟成が期待できる傑出したヴィンテージです。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：牛のリブステーキ、仔羊の蒸し煮、仔牛のロースト 茸添え、鶏肉の煮込み、香りの豊潤なソフトチーズなど