ヴァンサン・ジョアール　ブルゴーニュ・アリゴテ　2021

生産者紹介

ドメーヌ・ヴァンサン・ジョアールは、シャサーニュ・モンラッシェ村に本拠を置き、1820年から続く歴史あるドメーヌです。
現在はヴァンサンとフランソワのジュアール兄弟がドメーヌを管理しており、ヴァンサン氏が主に栽培を、フランソワ氏が醸造を担当しています。
彼らは生産ワインの95%が白ワインという、シャルドネのスペシャリストです。所有する畑はグラン・クリュ「バタール・モンラッシェ」をはじめとする銘醸地を含み、その多くは樹齢50年以上の古樹です。そのため、多くのエチケットには「V.V.（ヴィエイユ・ヴィーニュ）」の表記が入ります。栽培は自然環境とブドウの木に配慮したリュット・レゾネを実践し、古樹ならではの凝縮感とテロワールを表現しています。

このワインについて

シャサーニュ・モンラッシェ村にある区画の樹齢50年以上の古樹から収穫された、贅沢なブルゴーニュ・アリゴテです。ドメーヌのこだわりである古樹のブドウと、丁寧な醸造により、一般的なアリゴテとは一線を画す凝縮感を誇ります。
2021年ヴィンテージは、冷涼な年の特性であるキレのある酸とリッチな果実味が見事に調和しています。
ノーズは、青リンゴやレモン、ライム、洋ナシなどのフレッシュな果実香に、ハーブやアカシアの花のようなニュアンスが重なります。口に含むと、バターやヘーゼルナッツの風味が加わり、まろやかでリッチな印象を与えつつも、フィニッシュはクリスピーでミネラリー。
フレッシュでキレがありながらも、ふくよかな果実味と飲みごたえのある一本です。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の霜害と夏の冷涼さにより収穫量が少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。アロマの凝縮感があり、ミネラルが際立つ、エレガンスと熟成のポテンシャルを兼ね備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。
収量が極めて減少したため、評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっている稀少なヴィンテージです。

商品情報

相性の良い料理例

• 牡蠣や魚介のカルパッチョ
• ハムとパセリのゼリー寄せ
• 生ハムなどのシャルキュトリー
• フレッシュなシェーブルチーズやクリームチーズ　など