ルグラ・エ・アス/ブラン・ド・ブラン　グラン・クリュ　ミレジム 2012

生産者紹介

ルグラ・エ・アスは、コート・デ・ブランのグラン・クリュ、シュイィ村に本拠を置くレコルタン・マニピュラン（RM）です。総面積35ヘクタールのブドウ畑を家族で所有・管理しており、その大半は最高品質のシャルドネを生むシュイィに位置しています。純粋な味わいと複雑性を追求するため、コート・デ・ブラン以外のヴィトリーやレ・リセイといった異なるテロワールの畑も購入しています。
彼らのスタイルは、自社畑における卓越した栽培技術と、長年にわたり築き上げた契約生産者との親密な関係に基づく、ブレンディング能力にあります。
2022年のノーベル賞受賞者公式晩餐会で採用された実績を持つなど、その品質とエレガンスは世界最高峰の舞台で証明されています。

このワインについて

メゾンの本拠地であるグラン・クリュ、シュイィのシャルドネを100%使用した、ミレジムのブラン・ド・ブランです。
この2012年ヴィンテージこそが、2022年ノーベル賞晩餐会で提供された、ルグラ・エ・アスにとっても重要な一本です。
トースト香、ドライオレンジの皮、カリン、ハチミツ、クルミといった複雑で成熟したアロマが特徴的です。口に含むと、力強さと凝縮感がありながら、シルクのような滑らかな泡立ちと、活き活きとしたシトラス系の酸が全体を引き締めます。
フレッシュさとリッチさのバランスに優れ、伸びやかな余韻と奥行きがワインの長期熟成のポテンシャルを強く感じさせます。

ヴィンテージ情報

2012年のシャンパーニュは、生育期を通じて霜や雹など多くの困難に見舞われましたが、最終的に収穫されたブドウは極めて健全で凝縮感が高く、近年でも特に傑出したグレート・ヴィンテージとなりました。
この年のワインは、力強さと豊かさを持ちながら、高い酸とミネラル感がバランスを保つ、驚異的なポテンシャルを秘めたクラシックなスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• オマール海老のグリル、ホタテのソテー
• トリュフを使った料理
• 甲殻類のテリーヌ
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など