ヨアン・ラルディ　ボジョレー・ヴィラージュ　ブラン　レ・ブルイエール　2021

生産者紹介

ヨアン・ラルディは、ボージョレの名門ラルディ家の出身であり、2012年に自身のドメーヌを設立した、フルーリーとムーラン・ナ・ヴァンを拠点とする新世代の注目の造り手です。
彼の哲学は、「テロワールの純粋な個性をワインが表現できるように、自然を尊重し、自然とともに働く」こと。除草剤や化学肥料を使用しないビオロジック栽培を実践し、醸造においては天然酵母を使用し、添加物を極力排除し最小限の介入を貫いています。
テロワールの純粋さをダイレクトに表現した、生命力溢れるワインを生み出しています。

このワインについて

赤ワインの産地として知られるフルーリー村の入り口、標高150mの日当たりの良い台地に位置するリュー・ディ「レ・ブルイエール」のシャルドネを使用した、希少な白ワインです。 この畑の粘土ローム土壌は、シャルドネに豊かなボディを与えます。醸造は自然な手法で低温発酵させ、上質な澱の上で4ヶ月間熟成させることで、フレッシュさと旨味を引き出しています。
2021年ヴィンテージは、冷涼な年の特性によるクリスピーな酸と、土壌由来のふくよかさが見事に調和しています。
ノーズは、青リンゴ、レモン、グレープフルーツといった柑橘系の果実味に、白い花や火打石のニュアンスが重なります。
口に含むと、生き生きとしたシャープな酸が全体を引き締めつつも、粘土ローム土壌ならではの厚みのある果実味が感じられる、飲みごたえのある一本です。

ヴィンテージ情報

2021年のボジョレー地区は、春の霜害と夏の冷涼な気候により収穫量が極めて少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。
近年の温暖なヴィンテージとは一線を画す、ミネラル感と酸が主役となる、エレガンスと爽やかさを備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• 生牡蠣や魚介のカルパッチョ
• 白身魚のグリル
  
• フルーツタルト
• フレッシュなシェーブルチーズやクリームチーズ　など