ボルドー　ブラン　ル・セック・ド・レイヌ・ヴィニョー　2018

【貴腐ワインで名高いシャトーが造る研ぎ澄まされた辛口】

シャトー・レイヌ・ヴィニョーの歴史は、17世紀にまで遡ります。当初は「ヴィニョー・ド・ボム」と呼ばれ、創設者であるガブリエル・ド・ヴィニョーによって所有されていました。その後、レイヌ家がシャトーを取得し、その名前が冠されるようになりました。この頃から、その品質の高さが認められ始めます。
1855年ボルドーの格付けにおいて、ソーテルヌ格付け第一級に選ばれました。これは、シャトー・ディケムに次ぐ評価であり、その卓越した品質を証明するものです。

シャトーは、ソーテルヌ地区のボンヌ（Bommes）に位置し、ガロンヌ川とシロン川の合流によって発生する朝霧が、貴腐菌の発生に理想的な環境を作り出しています。畑は粘土質の土壌の上にガロンヌ川由来の砂利が堆積した丘に広がっています。

ル・セック・ド・レイヌ・ヴィニョーは、シャトー・レイヌ・ヴィニョーがその高い技術と情熱を注ぎ込んで造る辛口白ワインです。ソーテルヌの貴腐ワイン造りの伝統と革新が、この稀少な辛口ワインにも息づいていると言えるでしょう。

ブドウ品種：ソーヴィニヨン・ブラン