ペサック・レオニャン / シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン　ブラン 2011

生産者紹介

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンは、ボルドーのペサック・レオニャン地区に位置する、歴史と卓越した名声を持つシャトーです。1983年にクラレンス・ディロン・グループ（シャトー・オー・ブリオンを所有）に買収されて以来、その品質は一貫して向上し、世界最高峰のワインの一つとされています。
現在は、ロベール・ド・リュクサンブール公が経営を指揮しており、環境に配慮した栽培と、厳密な区画ごとの醸造を実践しています。

このワインについて

このワインは、世界的に有名な赤の名門が手がける、生産量が極めて限られた稀少な辛口白ワインです。2008年ヴィンテージまでは「シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン」として知られていました。ブドウは、オー・ブリオンと共有する最高の砂利質土壌から得られます。
2011年ヴィンテージのブレンドは、セミヨン72.9％、ソーヴィニヨン・ブラン27.1％というセミヨン主体の構成です。セミヨンがリッチなボディと滑らかなテクスチャーをもたらし、ソーヴィニヨン・ブランがフレッシュな酸味と複雑なアロマ（柑橘類、白い花、ハーブなど）を加えます。口に含むと、豊満でリッチなテクスチャーの中に、力強いミネラル感と精確な酸が調和し、力強さの中に洗練されたエレガンスが感じられます。
その構造は、赤ワインのような力強さを持ち、長期熟成のポテンシャルを強く秘めています。

ヴィンテージ情報

2011年のボルドーは、春の記録的な乾燥が特徴的でした。特に白ブドウにとっては、健全なブドウが収穫された年であり、ワインにはリッチなテクスチャーと優れた酸の骨格が備わっています。秋の好天により、ブドウは最適な状態で成熟し、クラシックでバランスの取れた、長命なワインが生まれました。

商品情報

相性の良い料理例

• グリルしたロブスターや甲殻類（レモンバターソース）
• フォアグラのポワレ
• 白身魚のソテー（トリュフやキノコ添え）
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など