ドミナス　ドミナス　2006

生産者紹介

ドミナス・エステートは、ボルドーのシャトー・ペトリュスを所有するムエックス家当主クリスチャン・ムエックス氏がナパ・ヴァレーのテロワールに惚れ込み、1982年に設立されました。
1983年ファーストリリース、当初は秘蔵のクローンを植樹しメルロー主体でしたが、10年ほど経過しても思ったように仕上がらず、遂にはメルローを断念。この地に適したカベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えて、アドヴォケイト誌でも幾たび100点を取得するようになったのです。
ボルドーの伝統的な醸造技術をナパのブドウに適用しボルドーとナパの長所を併せ持つ独自のワインを造り続け、ナパ・ヴァレーのトップ生産者の一員として、国際的な評価を不動のものにしています。

このワインについて

ドミナス・エステートが手掛けるフラッグシップワイン「ドミナス」の2006年ヴィンテージです。ヨントヴィルにある単一畑「ナパヌック」のブドウを使用し、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造られています。
ブラックチェリーやカシス、プラムなどの黒系果実の豊かなアロマに、タバコ、皮革、ミネラルといった複雑なニュアンスが絡み合います。力強くも滑らかなタンニン、生き生きとした酸が骨格を形成し、凝縮感のある果実味と見事に調和しています。
既に飲み頃ですが、まだ熟成のポテンシャルを残しており、今後さらにエレガントな味わいへと変化していくでしょう。

ヴィンテージ情報

2006年のナパ・ヴァレーは、生育期を通じて穏やかな天候に恵まれました。春の適度な雨と穏やかな夏により、ブドウはゆっくりと時間をかけて完熟。極端な暑さに悩まされることなく、健全で凝縮感の高いブドウが収穫されました。
この年のドミナスは、力強さとフィネスを併せ持つ、バランスの取れた素晴らしい仕上がりとなりました。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストビーフ
• 仔羊のロースト
• 鴨肉のコンフィ
• 熟成したハードチーズ　など