ドゥッツ　アムール・ド・ドゥッツ　2013

生産者紹介

ドゥッツは、1838年にウイリアム・ドゥッツとピエール・ユベール・ゲルデマンの2人によりアイ村で設立された歴史あるシャンパーニュ・メゾンです。
1860年代後半より2代目ルネ・ドゥッツとアルフレッド・ゲルデルマンにより海外市場へ進出し、英国、ドイツ、そしてロシアなど海外市場へ販路を拡大しました。1993年に大手メゾンのルイ・ロデレール傘下に入って以降、品質はさらなる向上を遂げています。
このメゾンの最大の特徴は、他のメゾンよりも低い10.5℃という低温で長期熟成されることで、まるでムースのような比類なきキメ細やかな泡立ちを生み出します。
その卓越した品質は、帝国ホテル、マンダリンオリエンタル、ペニンシュラホテルグループをはじめとする全世界の著名なホテルや、有名なミシュランレストランに採用されていることからも証明されています。

このワインについて

アメリカの有名歌手マドンナも愛飲するといわれている、ドゥッツのプレステージ・キュヴェ、アムール・ド・ドゥッツは、エドム・ブーシャルドンという彫刻家が制作した愛の神「アムール」の像をモチーフに、愛と芸術に捧げられた一本です。
コート・デ・ブランの最高品質のシャルドネのみ使用し、メゾンの象徴である低温長期熟成を経てリリースされるこちらのワインは、まさに「最高のシャルドネのテロワールが、時の流れと出会う」というセラーマスターの意図が凝縮された至高のブラン・ド・ブランです。

ブドウは、アヴィズ（39%）、オジェ（24%）、メニル・シュール・オジェ（22%）といったコート・デ・ブランの特級畑を中心に、最高の区画から選抜されています。
マロラクティック発酵後、9年間の長期セラー熟成（瓶詰めは2014年6月）を経てリリースされました。 色は明るく深い黄金色で、繊細で微細な泡が生命力を与えます。
ノーズは、白い花、ローストしたパイナップル、シトラスのタッチ、繊細なハチミツと焼き菓子の甘美さが混じり合います。口に含むと、生き生きとしたアタックから、包み込むようななめらかで官能的なテクスチャーへと変化。ミラベルプラムや白桃、金柑の豊かな風味に、ジンジャーブレッドなどのニュアンスが重なる、洗練された優雅さとフレッシュさを兼ね備えた傑作です。

ヴィンテージ情報

2013年のシャンパーニュは、「前世紀のクラシック・ヴィンテージを彷彿とさせる、最後の偉大な遅摘み年」として特筆されます。乾燥して明るい夏がブドウの成熟をゆっくりと着実に進め、収穫は9月から10月という遅い時期に行われました。
その結果、ブドウは完全に熟し、濃縮感、フレッシュさ、バランスという三要素が揃った、長期熟成のポテンシャルを持つ非常に質の高いワインが誕生しました。

商品情報

相性の良い料理例

• ラングスティーヌのカルパッチョ
• ホタテのスフレ
• ヒラメのムニエル
• 熟成したコンテチーズや白カビチーズ　など