ジャン・シャルル・リオン　クロ・ヴージョ　ル・プティ・モーペルテュイ　2009

生産者紹介

ジャン・シャルル・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、ダニエル・リオンの孫にあたります。ダニエル・リオンが1955年に設立したドメーヌは、1995年に長男パトリスが継承しましたが、その後2000年にパトリスが独立。その後は、クリストフとオリヴィエが栽培醸造を担当し、妹パスカルが販売を行っていました。
2018年にダニエル・リオンは活動を終了し、ダニエルの孫であるジャン・シャルル・リオンが新たな道を歩んでいます。

このワインについて

ブルゴーニュで最も有名なグラン・クリュのひとつであるクロ・ヴージョ。このワインは、その中でも「プティ・モーペルテュイ」と呼ばれる小さな区画のブドウから造られる、ジャン・シャルル・リオンの傑作です。
ワインに深みと複雑さを与えるため、新樽をかなりの割合で使用しており、バニラやスパイスのニュアンスが繊細に溶け込んでいます。2009年ヴィンテージは、非常に凝縮したブラックベリーやカシス、プラムなどの黒系果実のアロマに、トリュフ、スパイス、なめし革のニュアンスが重なります。口に含むと、豊満で力強い果実味と、ビロードのような滑らかなタンニンが調和し、飲みごたえのあるスタイルが特徴です。リッチで官能的な風味と、しっかりとした骨格を併せ持つ、素晴らしい完成度を誇る一本です。

ヴィンテージ情報

2009年のブルゴーニュは、温暖で非常に日照量に恵まれた、傑出したグレート・ヴィンテージとなりました。ブドウは健全に完熟し、豊かで凝縮した果実味を持つワインが生み出されました。この年のワインは、力強さとリッチな風味が特徴で、柔らかく滑らかなタンニンと、バランスの取れた酸味を兼ね備えています。クロ・ヴージョにおいても、豊満で官能的な、非常に飲みごたえのあるワインが生まれました。

商品情報

相性の良い料理例

• トリュフを使った料理
  
• ジビエ料理
  
• じっくりと煮込んだ牛肉料理
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など