サン・テミリオン / シャトー・ラ・モンドット 2006

生産者紹介

シャトー・ラ・モンドットは、サン・テミリオンのトップクラスに位置する、極めて稀少なシャトーです。このシャトーは、シャトー・カノン・ラ・ガフリエールなどを所有するフォン・ネイペルグ伯爵家のステファン・フォン・ネイペルグ氏によって運営されています。ブドウの生育に理想的な、石灰岩の層が露出した独特のテロワールを持ち、厳しい収量制限と徹底した畑仕事を行うことで、濃密で力強く、かつエレガントさを極めたワインを生み出しています。

このワインについて

「サン・テミリオンの宝石」とも称されるラ・モンドットのフラッグシップです。メルロー80%、カベルネ・フラン20%という右岸らしいブレンド比率で造られ、新樽100%での熟成（※2012年に「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ B」に昇格するまでのラ・モンドットの象徴的な製法）が、ワインに圧倒的な複雑性と深みを与えます。
2006年ヴィンテージは、長い熟成期間を経て、ブラックベリー、ダークチェリーなどの黒系果実に加え、杉、コーヒー、チョコレート、スパイスなどの複雑なアロマが豊かに広がり、深みのある味わいを楽しめます。力強いタンニンを持ちながらも、酸味とのバランスが良く、洗練されたエレガントな印象を与えます。ロバート・パーカー氏が97点を付けるなど非常に評価の高いヴィンテージです。

ヴィンテージ情報

2006年のボルドーは、涼しい秋に恵まれ、特にメルローが主体のサン・テミリオンを含む右岸で成功を収めたヴィンテージとなりました。ブドウは良好な凝縮感を持ち、強固なストラクチャーと鮮やかな酸が特徴です。ラ・モンドットのような卓越した生産者は、この年のポテンシャルを最大限に引き出し、凝縮感とバランスに優れた、長期熟成型のワインに仕上げています。

商品情報

相性の良い料理例

• トリュフを使った牛肉料理
• 仔羊のロースト
• ジビエ料理
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など