ドピヤック レ・セルヴィエール 2015【アウトレット】

生産者紹介

ラングドック地方の都市モンペリエから北西に36kmのモンペイルー村にあるのがドピヤックです。「モンペイルー」の村名は“石ころだらけの山”から来ています。
現オーナーのシルヴァン・ファダが1989年に祖父からドメーヌを引き継ぐまでは、ぶどうを農協に売却していました。受け継いだ恵まれた畑とぶどうの樹で、この土地でしかできないワイン造りを目指すことを決心したシルヴァンは、これまでのやり方を一新し、土壌や栽培方法に徹底的にこだわったワイン造りを始めました。畑から化学物質を一切排除し、土壌のバランスを考えた有機農法にしました。さらに、独自に設置した気象観測装置で観測し、病気の蔓延を未然に防ぐ研究も絶えず行っています。
南フランスの豊かな日差しをふんだんに感じさせながら、ここまで洗練されたワインを造り続ける生産者はあまりありません。

このワインについて

レ・セルヴィエールは、南フランスで長らく補助品種として扱われてきたサンソー種を100%使用した珍しいキュヴェです。畑はモンペイルーの粘土質石灰岩の段々畑に位置します。
2015年ヴィンテージは、アカフサスグリやブラックチェリーの香りがあり、口に含むと、凝縮した果実味とサンソーらしい柔らかいタンニンが滑らかに広がり、フレッシュで魅惑的な余韻を楽しめます。
力強さがありながらも、エレガンスとピュアさを失わない、長期熟成のポテンシャルを秘めたワインです。

ヴィンテージ情報

2015年は、ラングドック地方全体で非常に優れたヴィンテージとして広く認識されています。温暖で乾燥した天候が続き、収穫期には理想的な条件が整いました。
これにより、ブドウは健全で完璧に熟し、凝縮感がありながらもフレッシュな酸を保った、非常にバランスの取れたワインが生産されました。長期熟成に耐えうるタンニンと濃密な果実味を持つ、傑出した年です。

商品情報

相性の良い料理例

• 鴨肉のローストやコンフィ
• 地中海風の野菜のグリルやラタトゥイユ
• テリーヌやパテ・ド・カンパーニュ
• 熟成したハードチーズや濃厚な青カビチーズ　など