ドゥッツ　ブラン・ド・ブラン　ヴィンテージ　2018

生産者紹介

ドゥッツは、1838年にウイリアム・ドゥッツとピエール・ユベール・ゲルデマンの2人によりアイ村で設立された歴史あるシャンパーニュ・メゾンです。
1860年代後半より2代目ルネ・ドゥッツとアルフレッド・ゲルデルマンにより海外市場へ進出し、英国、ドイツ、そしてロシアなど海外市場へ販路を拡大しました。1993年に大手メゾンのルイ・ロデレール傘下に入って以降、品質はさらなる向上を遂げています。
このメゾンの最大の特徴は、他のメゾンよりも低い10.5℃という低温で長期熟成されることで、まるでムースのような比類なきキメ細やかな泡立ちを生み出します。
その卓越した品質は、帝国ホテル、マンダリンオリエンタル、ペニンシュラホテルグループをはじめとする全世界の著名なホテルや、有名なミシュランレストランに採用されていることからも証明されています。

このワインについて

ドゥッツが誇るグラン・クリュおよびプルミエ・クリュのシャルドネを100%使用した、純粋なブラン・ド・ブランのヴィンテージ・キュヴェです。セラーマスターのキャロライン・ラトリヴ氏は「偉大なシャルドネのエレガンスと新鮮さを若いうちから表現する」事に焦点を当てたキュヴェだと述べています。
アヴィーズ（50%）、ル・メニル（45%）、トレパイユ（5%）というコート・デ・ブランの特級畑が主体。ドサージュは6.5 g/Lのブリュットで、最低5年間の熟成を経ています。
色は淡く美しい黄金色で、繊細なジャスミンやマンダリンの花、金柑、レモンといった柑橘系の皮の鮮やかなアロマに、洋ナシやミラベルプラムタルトのような焼き菓子のノートが重なります。 口に含むと、活発で率直なアタックから、ビロードのような官能的なテクスチャーへと変化。
塩味とミネラル感のあるフィニッシュが、チョーク質土壌のニュアンスを際立たせ、優雅で若々しさと調和の取れた構造を持つ、美しい仕上がりのシャンパーニュです。

ヴィンテージ情報

2018年のシャンパーニュは、温暖な春と日当たりの良い乾燥した夏が特徴的な、傑出したグレート・ヴィンテージとなりました。収穫は8月下旬という早熟な時期に始まりましたが、ブドウは健全でアロマの強さと純粋さを保ちました。
果汁は豊かな果実味、フレッシュさ、そしてエレガンスという3つの要素を兼ね備えており、このヴィンテージは10年間で最も注目すべき年の一つとして評価されています。

商品情報

相性の良い料理例

• 鯛のセビーチェ（ユズ風味）
• エビなど甲殻類のタルタル
• 白身魚のポワレ
• シャウルスなどのクリーミーなチーズ　など