バンジャマン・ルルー　ブラニー　ラ・ピエス・スー・ル・ボワ　2022

天才的テロワールの表現者とも呼ばれ、「マイクロ・ネゴシアン」の先駆者であるバンジャマン・ルルー。
ポマールの超名門ドメーヌ・コント・アルマンの責任者として名声を博したのち、バンジャマン・ルルーはイギリスからの資本協力を受け、2007年にネゴシアンをボーヌの地で立ち上げました。マイクロ・ネゴシアンの先駆者でもある彼は、様々な地域のブドウを用いながらも、各テロワールを忠実に表現する達人です。

ムルソーにおいてブラニーは赤ワインのみが名乗れるAOCです。
プルミエ・クリュであるラ・ピエス・スー・ル・ボワは、赤～黒系小果実のアロマがあり、胡椒や甘草などのスパイスが個性を与えます。
カチッとしたタンニンがボディを与え、全体をまとめ上げます。

鶏肉、豚肉、キノコ料理など幅広い料理と相性が良いです。少し濃いめの鶏肉やあっさりした豚肉、キノコの旨味を引き立てる料理が推奨されます。

2022年はブルゴーニュ全体で非常に評価が高く、ブドウの実はしっかりと完熟し、果実味豊かでクラシカルなピノ・ノワールが楽しめる、中期から長期熟成に適した優秀なヴィンテージです。
中でもこちらはバンジャマン氏ご本人が特に気に入り、オススメしているキュヴェでもあります。

ブドウ品種：ピノ・ノワール