ポムロール　バディン・ド・ラ・パターシュ　2015

生産者紹介

シャトー・ラ・パターシュは、ピーター・クォック氏によって設立された、ポムロールやサンテミリオンに7つのボルドー・シャトーを所有する家族経営のグループであるヴィニョーブルKが所有するシャトーの一つです。厳選されたシャトーで有機農法を採用するヴィニョーブルKは、伝統と家族の価値観に根ざしながらも、ボルドーワイン造りへの現代的で思慮深いアプローチを反映しています。
シャトー・オー・ミュセやシャトー・トゥール・サン・クリストフにも関わった、ボルドー右岸で注目を集めるジェローム・アギーレ氏がワインメーカーを務めます。
アギーレ氏は常に小ロット生産にこだわり、テロワールやワインの中の純粋な果実味を表現することに熱意をもって取り組んでいます。

このワインについて

バディン・ド・ラ・パターシュはのセカンドワインで、わずか1haの畑から造られる希少なワインです。
チェリー、ストロベリーの赤系果実のアロマに加え、森の下草などのハーバルな要素と樽熟成によるバニラのニュアンスが感じられます。余韻は長く、風味豊かなフィニッシュ。シルキーなタンニンが後を引き締めつつ、熟成を経てより一層滑らかな広がりがあります。
ピュアな味わいを保ちながらもポテンシャルが高く、今後数年熟成させてもお楽しみいただけます。

ヴィンテージ情報

2015年のボルドーは、2010年以来最高のものとされ、特に良質な果実が収穫されました。開花から収穫までの気候条件は良好で、特に右岸のメルローとカベルネ・フランが豊作でした。粘土質と石灰岩質の土壌が良い影響を与え、サンテミリオンとポムロールは特に優れたワインを生み出しています。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストビーフ
  
• ジビエ（鴨や鹿、ラムなどの赤身系）のローストやグリル、煮込み
• ウナギの蒲焼、赤ワイン煮込み
• 熟成感のある白カビチーズ　など