ボンヌフォン コンドリュー　コート・シャティヨン 2016

生産者紹介

ドメーヌ・パトリック・エ・クリストフ・ボヌフォンは、北ローヌのコート・ロティ地区アンピュイ村に本拠を置く、家族経営の生産者です。その歴史は、ポール・ジャブレなどの近隣ドメーヌにブドウを売っていた栽培家の父から畑を譲り受けたことに始まり、1990年にパトリック氏とクリストフ氏の兄弟でワイン造りを始めました。 フランスの権威あるレヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス誌で一つ星を獲得するなど、その品質はシャプティエやギガルといった北ローヌの偉大な生産者と並び称されています。 彼らの哲学は、消費者や評論家から高い評価を得たことで、「自然の贈り物と感じられるワイン造り」を目指し、美しいテロワールを次世代まで継承することにあります。

このワインについて

コンドリューのアペラシオンを名乗る、ヴィオニエ100%の単一畑キュヴェです。この「コート・シャティヨン」は、コンドリュー村内に位置する花崗岩質の急斜面に植わる平均樹齢45年の古木から生まれます。 このドメーヌのコンドリューの中でもハイエンドに位置づけられるこのキュヴェは、400Lの樽（新樽50%、1年古樽50%）で8〜10ヶ月の熟成を経ることで、豊満なボリュームと樽由来の複雑さを獲得しています。
2016年ヴィンテージは、深い黄金色で輝き、ハチミツ、トースト、洋梨のコンポートの芳醇なアロマに、ナツメグやバニラのニュアンスが重なります。口に含むと、リッチなボリュームがありながらも、穏やかでシルキーなテクスチャーが広がり、フレッシュな酸とミネラル感が優美にバランスをとっています。
力強さとエレガンスが調和した、長期熟成のポテンシャルを持つコンドリュー。

ヴィンテージ情報

2016年の北ローヌは、穏やかな冬と涼しい春を経て、夏に十分な日照量に恵まれました。特に白ワインにとっては、全体として酸を保ちつつ、力強く豊満な果実味とオイリーなテクスチャーも感じられる非常に優れたヴィンテージとなりました。

商品情報

相性の良い料理例

• ホタテのソテー
• カオマンガイなどのエスニック料理
• アワビや伊勢海老のグリル
• モンドールやエポワスなどのウォッシュチーズ　など